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ミニマリスト流英語術。大人になって最小のコストで英語を学ぶ方法

2016/06/12

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色んな人とお話していると、大人になってからでも英語を真剣に学びたいという人はやっぱり多いようです。

一番ベストなのはやっぱり「英語圏に住む」ことなのですが、それは時間の制約などがあり社会人には厳しいですよね。(一方で学生さんなど時間がある人は今すぐ行くべきです。)

そこで、実体験に基づく私なりの英語学習法をここで紹介したいと思います。

私自身は、高校まで日本で過ごし、大学からアメリカに留学しました。比較的若い時に行ったとはいえ、適齢期を過ぎて行ってるので、外国で生まれ育った帰国子女とはちょっと状況が違います。気づいたら喋れてた、みたいな感じではなく、相当苦労して学びました。

ですから、英語学習者の苦労はそれなりに理解しているつもりで、以下の方法論は大人の方にも役に立つのではないかと思っています。

方法論を語る前に、英語学習に関するよくある誤解をとくことから始めます。以下が英語学習にまつわる真実です。

英語学習にまつわるいくつかの真実

適齢期を過ぎたら完全ネイティブにはなれない

私は、大学、大学院を英語で卒業し、今では外国人と普通にビジネスをしたり、翻訳をやってお金をもらったりしています。つまり英語である程度専門的なことをやって対価を得られるレベルにあるわけです。映画やニュースも全然分かるし、基本的には十分なレベルと言えるでしょう。しかし、日々常に感じていることがあります。

「日本語と同じようには操れないし、一生かかってもそうはならない。」

私のネイティブの定義は、「日本語と全く同様に操れること」なのですが、これは適齢期を超えて英語を学ぶと絶対に無理なんですよね。

その適齢期は大体高校生くらいでしょうかね。大学から留学した私はちょっと遅かった。

ネイティブ>>超えられない壁>>プチネイティブ>>TOEFL満点>>TOEIC満点

こんなイメージですね。TOEICやTOEFLで高得点出すのはそこまで難しいことではないし、普通に喋ったり聞いたりもできる様になります。でも絶対に完全ネイティブにはなれないです。

そんなにすぐには喋れない

よく巷で「3ヶ月で英語をマスターする方法」「10日でできる英会話」的な本やサイトを見ますが、それらを見る度に?????って思います。実際はそんなに甘くないっす。

私の人生初の挫折は実は英語だったんですね。多くの日本人がそうですが、私も「勉強」の英語は昔からずっと得意でした。記念受験で受けた英語のセンター試験もほぼ満点、TOEFLもほぼ満点と、渡米前は英語に関して絶対の自信を持っていました。

「渡米したら3ヶ月くらいでペラペラだな」

現実は全然違いましたね。最初は全然通用しなかった。1年くらいで聞き取りはまぁまぁできるようになりましたが、自信を持って喋れるようになるにはまる4年くらいかかりました。

だからフィリピン・セブ1ヶ月留学的なアレには懐疑的です。英語学習に近道は無くコツコツ地道にやるしかないですね。

 

大人になってから英語を学ぶ方法

英語を学ぶ=どこかのスクールに通う、という発想になってしまいがちですが、そんなことをしなくても最小限のコストで基礎は身につけられます。そしてこれらの基礎抜きでは、どんなに英会話などに通っても結局は回り道になってしまうような気がしています。コードを知らずにギターを弾くみたいなもんですね。

楽しい作業ではないかも知れませんが、まずは以下の方法で基礎を固めてみることをオススメします。予算と時間の制約がある大人の方には、以下のようにやることを数個に絞ってスキマ時間で徹底的にやることが効率的かと。

文法

基礎的な文法はやっぱり重要です。結局聞き取りも喋るのもその「型」が基になってくるので。

これ一冊をボロボロになるまで繰り返し読みまくって基礎的な文法を頭に叩き込んでください。これは私の高校の教科書だったのですが、めちゃめちゃ分かりやすいので、大人の方が読めば余裕でしょう。

ここに書いてある事を全部理解する。私が文法に関してやったのはこれだけです。

あとで教科書に書いてないような文法に出くわしたりしますが、それはその都度学んでいけばいいので。

単語

単語を最初の段階で覚えまくっておくと、後がものすごく楽になります。もちろん文章など実際の英語に触れながらでもいいのですが、いちいち辞書で調べているとそれはそれで効率が悪いので。

単語帳はぶっちゃけなんでもいいので良さそうなものを一冊買って、それもまたボロボロになるまで繰り返し暗記します。私はこれを全部暗記しました。

今の時代は単語を覚えるためのアプリも充実してるのでそれでもいいかもしれません。mikanというアプリは実際使ってみたけどめちゃめちゃ良かったですね。

英語は最終的に単語をどれだけ知ってるかで差がでるので、最初だけとは言わず定期的に勉強するといいでしょう。

発音

別にカタカナ発音でもいけないことはないですが、たまに通じない場合があります。
例えばマクドナルドをそのままマクドナルドと言っても通じませんよね。
そしてやっぱり、どうせやるならカッコよく発音したいものです。

ただ、発音は日本人にとって文法や単語よりも遥かに難しいもので、習得には時間と労力がかかります。

個人的には、発音は歌に似ていると思っています。耳がいい人はやっぱり習得が早いです。

まずは録音して自分の発音を聞いてみるといいです。歌と同じで自分が思ったより上手くできてないものです。

また、いくら頑張っても上達しない人もいます。長年歌手をやっているSMAPの中居さんの歌の上達の速度が遅いのと同じ感じです。

つまり発音は結構センスにかかってくるわけですが、それでも上達する方法はあります。以下が私のやった方法。

まずはひたすら英語耳という本を読んで、英語特有の音を全てマスターします。

例えば日本語の母音は「あ」「い」「う」「え」「お」の5つしかないですが、英語にはもっと沢山あります。

母音と子音の全ての音を、どのような口の形にすれば出せるか、この本で習得していきます。それらの音を「聞き取り」「発する」ことができるようになるまでひたすら頑張って下さい。

次に、日本人の最大の弱点である「L」と「R」の矯正に入ります。英語耳で「L」と「R」を発する際の口の形の違いを理解しても、実践するのは難しかったりします。

そこで私が使ったのが以下の矯正器具です。これでひたすら練習しましょう。

最後に、近くにネイティブの方がいれば、その人の前で色々と発音してみてチェックしてもらいましょう。ボイトレの先生に歌が上達しているかをチェックしてもらう感じですね。私は「R」と「L」が組み合わさる「Full Throttle」がどうしても発音できなくて何度も矯正してもらった記憶があります。

実践、実践、実践

上記の基礎が身についたら、後はひたすら実践あるのみです。いきなりネイティブとお話するのは難しいでしょうから、まずは映画でもなんでもいいので、「聞く」ということに慣れるといいかと思います。「話す」練習はその後です。

 

文化を知ることが最も大切

最後に、英語=グローバル、という短絡的な発想をよく見かけますが、言語を習得しただけでは不十分です。「バイリンガル」やら「ネイティブ」になるには、結局はそれぞれの国や人種の文化を知ることが最も大切です。

こればかりはさすがに外国に住まないことにはどうにもなりませんが…



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