Airbnb創業から最初の1000日の話が面白い

このブログを読んでる人なら既に知っている人も多いと思いますが、空き部屋を貸したい人とそれを借りたい人をマッチングさせるAirbnbというサービスがあります。

Airbnbは世界規模で急成長している会社で、まだ若いですが既に企業価値も何兆円というレベル。そのスピード故、これまでトントン拍子で来たと見られがちです。私も実際そう思っていました、この動画を見るまでは。

この動画では、Airbnbの創業者兼CEOであるブライアン·チェスキーが、創業からの最初の1000日間について語ってくれているのですが、この話が面白い。そこで以下に簡単に内容をまとめてみました。本当は英語で全ストーリー聞くのがベストなので、できる人は動画をまるまる見ちゃってください。

まず彼は「無力」で「目立たなかった」時代の話をすると言い、一枚の写真を出します。

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これは彼が(この動画から)2年前にスタートアップスクールに通っていた時の画像だそうです。聴衆の1人として彼は写っていたと。まさに「無力」で「目立たない」わけですが、彼が言いたかったのは、2年間で表舞台に出ることは十分可能なんだよということ。その2年間の話を彼はしてくれます。

デザイン学校を卒業した彼は、親友のジョー・ゲビアに誘われ、会社を始めることにします。

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有名なデザイン会議が当時サンフランシスコで行われていることになっていましたが、ホテルが全部埋まっていたのを見て、Airbnbの初期アイディアを生み出します。とりあえず30分くらいで作られた最初のサイトはこんな感じ。アイディアがあるなら、とりあえずどんなにショボくてもいいから最初にパパっと何かを作ってみることが重要だと。

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その後「一回目」のローンチをします。そのサイトがこちら。なんと最初のAirbnbのホストはブライアンとジョー自身の家だったんですね。3人の人が泊まりにきたそうです。ベッドと朝食を提供しようというコンセプトからAirbed & Breakfastという名前がつきました。これが後に短くなりAirbnbになるんですね。

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そのローンチ時のトラフィックはこちら。

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ほぼ無いですね(笑)

次に彼らは、SXSWというイベントに目をつけました。知る人は知っている大規模なイベントですね。そういったカンファレンスに来る人のために宿を提供しようと。これが彼らにとって「二回目」のローンチ。

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その時のトラフィックはこちら。

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大規模イベント向けですが変化なしです(笑)

そして「三回目」のローンチ。ちょっとましになりましたね。今のサイトの原型になるものですね。

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しかし、部屋の提供者がいないと利用者も増えない、利用者が増えないと提供者も増えない、という鶏と卵の問題に直面します。そこで民主党全国大会というこれまた大規模なイベントに目をつけ、メディアを上手く使いサービスを広めます。ブロガーから地域メディアからCNNまで、あらゆるメディアにカバーされます。

その結果なんと800人もの人が部屋を登録しました。ついに成功の兆しが見えたか?

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あれ?まぁちょっとは増えましたね(笑)そしてその後は…?

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栄光は一瞬で終わるんですね(笑)

誰もサービスを使ってくれないため暇だったブライアンは、ある意味「4回目」のローンチを試みることになります。

当時大統領候補であったオバマやマケインをテーマとしたシリアルを作って宿の提供者達に売ることにしたんですね。暇だったんでしょうね。

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ウェブサービス作ってたはずなのにシリアル売り始めちゃったんですね。トラフィックないですからしょうがないですね…

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そしたらなんとそれが大ヒットして、なんとCNNにカバーされたと…オバマは売れまくった一方でマケインは売れ残ったらしいですけどね(笑)

オバマシリアル販売で得たお金で借金を返したブライアンは、再度サービスの方に専念することにします。しかしすぐにお金は尽き、食べ物も買えないので売れ残ったマケインシリアルで生き延びていたとか…(笑)

その後彼らは、とある縁でYコンビネーターに参加することになります。ポール・グレアムは彼らに3ヶ月の猶予をあげることにします。プレゼンの日までに黒字にしてこいと。

そこでブライアンは、収益グラフをお風呂の鏡に貼ります。朝起きる時も寝る前も常に見るようにと。

また、ポールはブライアンにこんな助言をします。「ユーザーのとこに行け」と

そこでブライアンはニューヨークなどに行って、一軒一軒家を回って営業をしました。その結果遂に希望の光りが見え始めます。黒字も達成です。

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そこで勢いをつけたAirbnbは、飛ぶ鳥を落とす勢いで成功していくわけですね。サンフランシスコのとある一室で始められ、最初は誰にも見向きもされなかったサービス。今では日本でも使われるほどになりました。

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Airbnbのように一見スムーズに成功に辿り着いたように見えるベンチャーも、実は相当苦労してたんですよね〜

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