EC業界に起きている地殻変動

Line Humor

EC業界がアツい業界なのは言うまでもありませんが、ここ1年は特に動きが激しいです。

1年くらい前に、

最近、EC(インターネット通販)業界に少しずつ変化が起き始めている。

それは小さすぎてまだ誰も気づいていない。または、気づいていても大した話では無いと思っている人がほとんどだろう。

しかし、個人的には、数年後にはEC業界の勢力図がガラっと変わってしまう可能性があるとすら思っている。

と書いたのですが、この意見は今でも変わっていません。ゆっくりとちょっとずつですが、数年後に大きな変化をもたらす地殻変動が起きている気がするんですよね。

今回は自分の意見というよりは考察のネタとして、EC各社の動向をリストアップしてみました。それらをもとにどういう未来が待っているかを想像してみると面白いかもしれません。

アマゾン

個人が大半を占めているかもしれませんが、マーケットプレイスの出店者は既に16万店越え(※直近1年で販売実績のあるもの)らしいです。マーケットプレイス型のECと言えば日本では楽天やヤフーのイメージですが、店舗数だけで見れば実はアマゾンだったのです。直販のECとしてはアマゾンが最強であることに異論の余地はないですが、マーケットプレイスでも結構流通あげてるっぽいですね。2013年の国内流通総額は1兆円ちょいでその35%がマーケットプレイスから来ているという試算もあります。

楽天

日本のECにおいて圧倒的な地位を誇る楽天。直近で最も注目すべきことは、出店数が史上初めて減少に転じたという点です。これについてはこの方の記事で詳しく説明されていますが、この数値がこれからどのように推移していくのかは要注目です。

ヤフー

当たり前と言えば当たり前ですが、出店料などの無料化を発表後、出店数、商品数ともに急増。出店数は13万店舗、商品数は1億点を突破。売り手側だけで見れば上記2強と戦える条件は十分に整いました。次は買い手をどのようにして増やしていくのか要注目です。

LINE

LINEモールは当初C2Cにフォーカスしていましたが、新戦略を最近発表し、本気でECに取り組む宣言をしました。もちろんB2Cも解禁。スマホを持っている人はぼぼ100%LINEを使っていますから、ECも上手くやればスゴいことになりそうです。未だにパソコン検索型のECの時代ですが、モバイルコマースが主役になるのは時間の問題ですしね。また、サービス開始たった20ヶ月で10万件を超えたらしい企業向けアカウントLINE@もここで活きてくるのでしょうか。

その他

上記が日本のECにおける最重要プレーヤーになりますが、他にも注目すべきサービスはあります。例えばメルカリ。ベンチャーながらも、ローンチ1年弱で400万ダウンロード、月間流通10億円を達成し、一気にモバイルC2Cの大本命に。最近は早くも米国進出にフォーカスを切り替えるというものすごいスピード感。EC系のベンチャーは次々生まれており、メルカリのように大企業を脅かすような存在がまた出てきても不思議ではありません。


以上、単に各社にまつわる事実を列挙しただけですが、これだけを見ても、なんだか雰囲気が徐々に変わりつつあるな、と個人的には感じています。

皆さんはどう感じますか?

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