英語を習得する唯一の方法

英語は紛れもなくグローバル社会で生き抜いていくのに必要なスキルの1つです。中国がいくら成長しようと、英語の国際公用語としての地位が揺らぐ事は当分無いですし、その注目の高さ故、様々な本やブログなどで英語勉強法が紹介されています。

しかし、それらの勉強法のほとんどが、

3ヶ月で英語は話せる!忙しい人のための超効率的な英会話トレーニング

みたいな、あり得もしない夢物語みたいなものばかりで、「英語は頑張ればすぐ出来るようになる」みたいな変な幻想を英語学習者に植えつけているのが現状です。

現実はそんなに甘いものではありません。実際私は大学4年間をアメリカで過ごし、その後外資系に勤めたりフランスのビジネススクール(授業は英語)に行ったりしましたが、未だに英語に苦労していますし、まだまだ勉強が足りないなと感じています。

このような経験から確信したのですが、英語を習得する方法は残念ながら1つしかありません。それは、

英語圏に最低数年間住むこと

です。しかもただ住んだだけではダメで、

その数年間アクティブに現地の人と絡むこと

が必要です。留学した事ある人ならわかると思いますが、現地の日本人にも2タイプいて、現地の人と積極的に絡もうとする人と、日本人同士でいつも固まっている人がいます。当然前者は卒業する頃には結構話せるようになっていますが、後者は4年英語圏に住んでいても大して上達しないまま卒業ってケースが多いです。

日本にいても英語が話せるようになる時代、ほとんどお金をかけずに英語を学ぶ方法なんてあるわけ無くて、本当に日本国内だけで勉強して、英語が出来るようになった人がいるならぜひ会って証明して欲しいくらいです。

もちろん、中学生レベルの英語力の奴が4ヶ月でTOEIC「Bクラス」を出すことは可能です。ただ、TOEICでハイスコアを取る=英語が出来るということにはなりません。

むしろ、TOEICはどれぐらい英語ができないかを測る試験とでも思っておいたほうがいいかもしれません。

例外的に日本にいても英語が話せるようになるケースがあって、それは赤ちゃんの頃からバイリンガル教育のようなものを受けている場合です。それ以外の場合は、留学などをして英語圏に長い間住むしかありませんが、これもその時の自分の年齢によって差が出てきます。

例えば適齢期(大体18歳くらい)以前に英語圏に住んでいた人は、いわゆる帰国子女と呼ばれる人で、日本語並に英語を操れるようになるケースが多いです。

そして僕のように適齢期を過ぎて英語圏に住み始めた人は、上達はしますが完全なバイリンガルになることはできません。英語を使うのにあまり不自由はしなくなりますが、帰国子女との大きな壁を感じるようになります。

20代後半以降で留学などをすると、もう手遅れです。上記2者とは大きな差ができ、発音もより日本人英語に近いものになるでしょう。

以上述べてきたように、英語を習得するのは甘いものではありません。本当に英語を習得したいのであれば、「◯◯日で英語を習得した方法」みたいなのに騙されず、英語圏に住むことを本気で考えましょう。

20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ
Hiroyuki Hal Shibata
ディスカヴァー・トゥエンティワン
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