The Minimalist

ミニマリストとして人生における「選択と集中」を追求

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チャットを制する者がモバイルを制す

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最近大企業によるメッセージアプリの買収やその噂が耐えません。

楽天が無料通話アプリViber の全株式を総額9億ドルで取得、子会社化
無料チャットアプリ「WhatsApp」をFacebookが1兆6400億円で買収
ソフトバンク、LINEの株式取得目指す-関係者

楽天がViberを子会社化したのを皮切りに、FacebookがWhatsappを巨額で買収し、更にはソフトバンクがLINEに出資するという噂まで。

名だたる大企業が大金はたいてでもこれらのチャットサービスを欲しい理由は明らかですよね。チャットサービスはモバイルにおける「入口」の役割を果たすからです。PC時代の「入口」の役割はグーグルやFacebookが担っていました。みんなウェブを開いて真っ先に何をするかといえば、FacebookやGmailをチェックしたり、グーグルで何かを検索したりしますよね。モバイルでその「入口」の役割を果たすのがチャットサービスで、まさにPCからモバイルの時代へと向かっている今、この「入口」を抑えておくのは大切です。

TwitterやPinterestは一生必要ないという人は沢山いるでしょうが、LINEは生活に不可欠です。朝起きてFacebookやGmailをチェックする代わりに、今ではLINEを見る人が多いでしょうし、初対面の人には電話番号の代わりにLINEを教える人が多いでしょう。ウェブでのFacebookがそうだったように、LINEはモバイルの世界における自分のIDになるのかもしれません。

今は複数のチャットサービスが乱立していますが、これからグローバルスタンダードを巡った壮絶な戦いが繰り広げられるのでしょう。かつてのSNSがそうであったように。

2009年時点では国によって様々なSNSが使われていましたが、現在はその多くが淘汰され、ほとんどの国でFacebookが使われています。

そして2013年6月時点での主要チャットサービスの各国における利用率を見ると、

日本=LINE
中国=WeChat
韓国=Kakao
世界のその他主要国=Whatsapp+Facebook Messanger

という構図になっていて、パッと見た感じWhatsapp+Facebook Messangerが圧倒的有利です。SNSのみならずこの分野でもFacebookが世界を制覇してしまうかの勢いですね。

私個人的には日本発(韓国資本だけれど…)ということもありLINEを応援しています。まず日本におけるLINEの地位ですが、Facebookがmixiの地位を奪ったのと同じことが起こるのは考えにくいです。チャットはSNSとは性質が違く、ソーシャルグラフが(チャットでこの言葉が使われるか分かりませんが)SNSに比べ狭いです。私がLINEを使っている理由は単純で、周りのみんなが使っているからです。もちろん初期ユーザーはUIが良くスタンプが可愛いなどという理由で使い始めたかも分かりませんが、別に周りの人がcommを使っていたらそれでもよかったのです。だから、日本のスマホ人口のほとんどがLINEを使っている現時点では、WhatsappがLINEの日本における地位を脅かすことは考えにくいです。

するとあとは海外になりますが、上に述べたことの逆もしかりで、LINEがWhatsapp支配国で浸透していくのも同様に難しい話です。ただ、上の図を見ると、Whatsappが圧倒的支配を誇る南米や欧州に比べ、英語圏はなぜかチャットアプリ自体の利用率が低く、LINEが天下を取れる余地がまだまだあります。そこで、親会社のネイバーは否定していますが、LINEはソフトバンクに買収されるべきだと思っています。例えばスプリントを導線としてアメリカでのLINE普及を加速させることができるからです。ゲーム事業でのシナジーはもちろんですが、孫さんのモバイル世界戦略にのることで、チャットサービスのとしてのLINEの世界進出も加速できるはずです。単に日本で上場するよりいい気がします。

さぁこれからこのメッセージアプリ対決はどこへ向かうのか…楽しみですね。

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アプリオ編集部
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