(残業をやめれば)人生は2回生きられる

二つの全く異なる人生を生きられる(くらい、働く時間は長くなる)

ちきりんさんがこのようなエントリを書かれていましたが、私は違った視点から人生は2回生きられる件について書いてみます。

日本は残業大国です。外国の友達に聞くとみんな口を揃えて言うのは「日本人は働き過ぎだ」という事です。ブラック企業も普通の大企業も関係なくみんなとにかく働きます。

仕事量が多いことによる残業は仕方ないですが、上司や周りの目が気になる、のようなくだらない理由である場合がよくあります。仕事量についても、スタートトゥデイのように6時間労働制にしても成長を続ける会社が現れたら言い訳にならないですよね。そもそも最大の疑問は、みんな走ってでも始業時間は厳守するのに、終業時間にはルーズであることです。本来は終業時間になった瞬間にみんな一斉に立ち上がり家に帰る、という光景を見たいですが、定時を過ぎるのは当たり前、という感じでダラダラ働いている人が多いのが現状です。

実はこれってめちゃくちゃもったいない事をしています。残業の機会コストは計り知れないものだからです。

例えば会社の定時が18時だとすると、そこから就寝まで5、6時間ほど自由な時間があります。これってデカイですよね。もう1つ別の仕事ができちゃうくらいの時間があります。

残業をしても、

・今の時代全員が出世できるわけではない
・その会社でしか役に立たない職場特有スキルしか身に付かない
・オフィスに缶詰でストレスが貯まる

などなど、大したメリットは無いような気がします。

一方で、残業をやめて残りの5、6時間を、

・家族や友人などと過ごす
・他の会社でも役に立つような汎用的スキルを身につける
・起業する

などなど、より有意義な事に費やしたほうがよくないですか?

もちろん、外資コンサルや投資銀行のように報酬も高く高度なスキルを身につけられる専門職や、自分が創業者の一部であるベンチャーのように、働いた分だけ自分の実になる仕事は話が別です。しかし、一般的なサラリーマンは定時まで本職の仕事を坦々とこなし、その後は第2の人生を送るのがベストです。

スタートトゥデイの社長である前澤さんは、残業についてのインタビューでこのように述べていました。

Q: でも上場企業である以上、成長を求められる側面もあるのでは。

前澤: 短期的に見れば、ですよね。ただ、中長期的な成長を考えれば、社員の幸せなくして利益は絶対に生まれない。

…残りたくもない従業員に残業までさせて、縛り付けるのは最も非効率ではないでしょうか。だって、経営者自身も非効率なパフォーマンスに対して1.25倍とか給料を払わなくちゃいけないんですよ?

残業は従業員にとって無駄なだけでなく、その従業員を雇っている経営者にとっても実は無駄だという主張です。逆を言えば残業を無くすことで従業員と経営者は互いにWin-Winな関係を築けるのです。

FacebookのCOOであるシェリルサンドバーグさんも、

以前は、同僚たちが、自分の退社時間のことをどう思ってるか気に掛けていたのですが、今では他人がどう思おうと自分にとって午後5時半に退社することは正しいことだという結論に達しました。

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と言っています。彼女は実は下っ端時代からこれを実践していて、上司に見られないように隙を狙って裏口から帰っていたという話もあります。

1度しか無い人生、毎日会社に缶詰状態はもったいないですよね?人生を2回生きるかは自分次第です。

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