自らの余剰資産を他の人とシェアして有効活用しようというシェアリングエコノミー。車のシェアであるUberや、宿のシェアであるAirbnbなどが急成長したおかげで世界中で注目されている分野です。
日本でもスタートアップをはじめとした多くの企業がその流れに乗ろうと、同様のシェアサービスを始めています。スマホで簡単にモノの売買ができるフリマアプリ「メルカリ」が日本のシェアサービスの代表格です。
シェアリングエコノミーの流れに乗ろうと、大企業の新規事業担当からベンチャー企業まで、様々なシェアサービスのアイディアを考えては世に出そうと試みていますが、シェアリング事業はそう甘いものではありません。UberやAirbnbなどの大成功の陰では、たくさんのシェアサービスが花開かずに終わっているのです。
これは絶対いける、と思って予算と開発工数をかけてせっかくアプリやウェブサービスを作っても、シェアリング事業においてはそれが回収されない可能性の方が高いかもしれません。
そこで、シェアサービス開発の一つのアプローチとしてありなのが、軽いプロトタイプを作って見てまずはマーケットの反応などを見てみること。必要最低限の機能を備えたシェアサービスを出して見て、良かったら本格的な開発に進めば良いし、ダメだったらすぐに撤退すればいいのです。
それを可能にする「シェアリングエコノミー系サイト構築サービス」なるものが最近はどんどん出てきているので、それらを紹介したいと思います。
Mekuma(メクマ)
低コストかつ短期間でシェアリングサービスを構築できるのがMekuma。「スペース&サービス」、「フリマ」、「デジタルコンテンツ」の3分野に関してのマッチングサービスが作れるので、ほぼ網羅されている印象。
デモサイトも充実しておりイメージがつきやすいです。カスタマイズにも対応しており、実装できる機能の種類でいうと類似サービスの中では最も充実しています。
価格も月額5万円〜と良心的です。
ANYAPPS
他のシェアリングエコノミー系サイト構築サービスはあくまでウェブサイトであるのに対して、ANYAPPSはiOSやAndroidのネイティブアプリを出せるのが特徴です。
シェアリングサービスはその特性上、スマホで使われることが多いです。なので最終的にはスマホアプリの質は非常に重要になってきます。
最初からネイティブアプリのシェアリングサービスを出せるという点で、ANYAPPSは他のどの開発サービスよりも優れています。
C2C Matching
数々のサイト構築システムを手がけてきた企業がプロデュースしている「C2Cマッチングサイトの構築システム」になります。
初回買いきりなので、月額の運用コストがかからない一方で、アップデートなどは無料で対応してくれるのが良いです。
また、ライセンス的にカスタマイズ自由なので、自社である程度カスタマイズしたC2Cアプリを出したいという場合にオススメです。
シェアリングエコノミーズ
シェアリングサイト構築サービスの中では、最もポップで今時な印象を受けます。Airbnbクローンをすぐに作れるスクリプトを販売しており、これを使ってシェアサービスを構築したベンチャーもあります。
シェアリングエコノミースターターパッケージ
基本的なマッチングサービスをすぐに開発することができます。カスタマイズにも対応。
サテライトオフィス
基本的な機能を備えたシェアリングエコノミーサービス開発パッケージを提供しています。多言語対応などの機能もあり。