現代の仕事はほとんどが遊びのようなもの

職業のカンブリア爆発が待っている
今後10年で消滅に向かう職業を考えてみた

これらの記事を読んで、「そもそも仕事って何だ?」と疑問に思いました。
職がなければ遊べばいいのに – 書評 – コンピュータが仕事を奪う/404 Blog Not Found

しかしそもそも仕事なるものは人が人として生きて行くのに欠かせないものなのだろうか?

これが現代の意味での仕事だとしたら、答えはノーではないでしょうか?理由は、

そしてコンピューター以降に創出された仕事のほとんどは、ゲーム機に代表されるように、遊びそのものか遊具づくりなのである。なぜ未だに多くの人が仕事にありつけるのか。不要不急の遊びが仕事化されたからだ。

実は、コンピューター以前から不要不急の遊びの仕事ってたくさんあったんですよね。なぜなら、人類にとって本質的には衣食住以外ほとんど不要不急だから。その存在が始まって以来、人類は生存本能で衣食住を満たすために働いてきました。その中で恐らく一番満たすのが難しいのは食ですが、この問題は現代では殆ど解決されています。分配上の問題で貧しい国は食料不足になっていますが、全人類で見れば、食料不足の問題はとっくに解決されているからです。現代人は、衣食住には基本的に困っていないんです。80億人分の衣食住は地球上に存在するわけで、飢餓の人が出てくるのは、それらが公平に分配されていないからに過ぎません。

衣食住に余裕が出来た結果何が起こったかというと、本来人類の仕事でないものが、仕事になったんです。例えば、サッカーをするだけでお金がもらえたり、本を書くだけでお金をもらえるようになったわけです。これらの仕事も言ってしまえば遊びで、これらが無くなったら人類の生存を脅かすというようなものではありません。昔は子孫を増やすためにしていたセックスでさえも、今や仕事になりました。つまり、現代社会では、人類の生存に本質的には必要でない仕事というのが溢れかえっているわけです。

このように人類は色んな事をし始め、進歩して来たわけです。テクノロジーもここ数百年でかなり発達しました。これが医療技術の改善という人間の生存にプラスな方向に向かうだけでなく、iPhoneやTwitterみたいな人類の生存には特別関係のない方向にまで発達していったわけですね。そしてコンピューターはもうすぐで人間より賢くなり、私達の仕事を奪うようになるそうですね。私達より遥かに速く計算でき、複雑なことを考えられるコンピューターは、多くのホワイトカラーの仕事を奪うことになるのかもしれません。

しかし、人類の本来の仕事である衣食住はどうでしょうか?これらは、クレーンやトラクターなどの機械に頼ってきた経緯はあるものの、基本的には人間が造り出しているものではないでしょうか?まるで人間と同じように動くコンピューターが出てこない限り、誰も大工さんの代わりにはなれないし、農家のおばちゃんの代わりにもなれません。

人類の本来の仕事はあくまで衣食住のための仕事であり、現代社会で言う仕事とは遊びみたいなものなのです。これから多くの職業が消えたり増えたりするらしいですが、結局それらもこの遊びの範疇を超えないのです。

10年後に食える仕事、食えない仕事
渡邉 正裕
東洋経済新報社
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